2021/02/03 13:22
前回の記事では木材保護塗料についての基礎や選び方をご紹介いたしました。
今回はいよいよ実際にポムチェアを木材保護塗料で塗っていきます!
あまり雨風に当たらないウッドデッキで使用すること、子どもが使うので安全性が高くニオイが少ない方が良かったことから、今回は水性の塗料を選びました。
ポムチェア本来の色味と木目を残したかったため、着色しないクリア(透明)タイプにしました。
量は0.7L。塗り面積は2回塗りで3~5平方メートル(タタミ1.8~3枚分)とのこと。
どのくらい使うか分かりませんが、十分足りそうです。
ハケは3サイズ(30㎜、50㎜、70㎜)入った油性・水性塗料兼用のすじかいバケを選びました。
木材保護塗料を塗ろう
塗料は気温が高く乾燥しているほうが乾きやすいため、からっと晴れた日に作業するのがおすすめです。
塗料が床につかないよう新聞紙などをポムチェアの下に敷いておきます。
作業手順
ヤスリをかける
塗料を混ぜる
ハケでたっぷり塗っていく
乾かす
もう一度塗る
乾かして完成
ヤスリをかける
ポムチェアについた汚れ等を取り除き、全体的にやすりがけをします。
今回使用するポムチェアは組み上げてから6ヶ月ほど経っています。
雨に濡れない屋外にずっと置いていたため汚れがついてしまっていました。
木目に沿って、大きく動かします。
端材などに巻き付けて作業すると、均一に力をかけれるためやすりがけがしやすくなります。
けずりかすはウエスなどの布で拭き取ります。
塗料を混ぜる
容器の中で顔料などが分離して沈んでいるため、フタを開ける前によく振っておきます。
フタはマイナスドライバーで開けました。
一ヶ所で開けるのはムリだったので、何ヵ所かで少しずつ開けます。
開ける時に塗料が飛び散る可能性があるので注意が必要です。
フタを開けたら、さらに底からよく混ぜます。
木材保護塗料は低粘度のため基本そのまま使用していただけますが、粘度が高く塗りにくいと感じる場合は水でうすめます。
ご利用になる前に必ず使用する塗料の説明欄をご確認の上行ってください😌
ハケでたっぷり塗っていく
ハケの毛の2/3くらいまで塗料をつけます。
木目にそって、たっぷり塗っていきます。
塗った直後は半透明ですが、すぐ透明に。
使用したタイプのものは染み込んでいく感じで塗りむらの心配なく塗ることができました。
ハケは一番大きな70㎜を使用。隙間部分にも塗りやすかったです。
下の方が塗りにくかったので、少し乾いたタイミングで裏返しました。
側面・裏側にも塗っていきます。
乾かす
木材に吸い込まれず表面に残った塗料があれば、乾かす前に拭き取ります。
夏期は1~3時間、冬期は2~4時間を目安に乾燥させるとのこと。気温が高い日だったので2時間ほど待つことにしました。
乾燥の時間を考えると午前中に作業をはじめた方が良さそうです。