2021/02/02 10:05
ポムチェアは優しいフォルムと素材の質感から、おうちの中はもちろんお外で使うのも可愛い雰囲気が出ておすすめです!
ですが、ウッドデッキやベランダ、庭などお外で使う場合、そのままの状態ではカビが発生してしまったり変色してしまう可能性があります。
お外で使う場合は「木材保護塗料」を塗り、保護していただくことをおすすめします。
今回は塗装初心者の筆者が木材保護塗料の塗装に挑戦!!
初心者向けの木材保護塗料の選び方や作業手順をご紹介いたします。
木材保護塗料とは?
木材保護塗料は、腐れ・カビ・害虫から木材を保護する塗料となります。
屋外に置いておく木材製品(ベンチ、ウッドデッキ、テーブル、イスなど)は何らかの塗料で保護していないとカビの発生や劣化に繋がってしまうため、木材保護塗料での塗装がおすすめです。
準備するものと選び方
準備するもの
木材保護塗料
ハケ
サンドペーパー
ウエスなどの布
マイナスドライバー
(塗料の缶を開けるときに使用。)わりばし
(塗料を混ぜるときに使用。)ビニール手袋
(塗料が手につかないように手袋をはめての作業をおすすめします。)新聞紙・ビニールシート
(塗料が床につかないよう、ポムチェアの下に敷きます。)
木材保護塗料・ハケ・サンドペーパーの選び方
塗料には「油性」と「水性」があります。
有機溶剤が揮発するものが油性塗料で、乾燥するときに水分が蒸発するものが水性塗料です。
油性塗料
一般的に水性より耐久性・耐候性が高いのが特徴。
木材の質感を残したまましっかりツヤが出る仕上がりのものが多いです。
有機溶剤の安全面や、刺激臭などのデメリットもあります。
また、塗料を薄める場合や用具を洗う時には専用のうすめ液が必要となります。
水性の塗料
環境や人の健康への安全性、扱いやすさで優れています。
ニオイが少ないのも特徴です。
水性というと雨に弱そうですが、撥水性は高いので安心です。
使用した用具は水で洗い流すことができます。
木目や質感を活かせるものから、しっかり着色するものまであります。
木材がすでに傷んでしまっている場合やお好みの色にアレンジされる場合は着色タイプがおすすめです。
ハケは油性用と水性用があるので、選んだ塗料にあわせたものを使います。
ポムチェアを塗る場合は、柄が斜めで持ちやすく小回りがきく「すじかいバケ」や、平らな面を塗るのに適している「平バケ」をおすすめします。
サンドペーパーは、木材の表面がざらざらしてる場合に使用します。
荒目(#40~100)・中目(#120~240)・細目(#280~800)を用意し、荒目から順番にやすりがけをします。
木材の状態が良い場合は細目のみで仕上げていきます。